ニキの屈辱
山崎ナオコーラさんの「ニキの屈辱」を読んだ。
読みたいと思ってる人は
ネタバレになるかもです。
気をつけて。
最後のシーンで泣いちゃったよ。
物語に泣いたのもある。けど、泣くことで自分の感受性に気づいて、普段の会社でおどおどしてる自分が情けないな〜〜て思ったんよね。
あと、なんでこんなに豊かな感受性を持ってるのに、人とうまく接されないんだろう
とも思ったもあって。
なんか悩みはつきないな〜て感じ。こうやって泣けるうちは、いろいろ悩みは続くんだろうな〜とも思った。なにも手放したり、受け入れたりしないうちは。
物語としては
結局、誰しも人間なんだよねっていう安心に似た感情?があった
芸術家で、人とはちがう感性で食っている人も、それに憧れて無理をしているような駆け出しの人と一緒なんだなと。根っこの部分は。
あと、誰しも弱い部分かあって、んで自分ではその部分に気づいてないんだなーって。かっこいい言い訳はいくらでもできるけど、やっぱり根本は現実から逃げてたりと、見栄張ってるだけなんだなとも思った。
うーんもう少し上手く描きたいなぁ、、